すまいよみ 良いマンション選びを支えるブログ

東京イースト在住。2007年に最初のマンションを購入してから失敗を重ね、結局3回もマンションを買い替えました。 すまいよみは『後悔しないマンション選び』を支援するブログです。

マンション購入で気をつけたい事(タワーマンションの展望LDと不整形な部屋のLDについて~)

f:id:murakoshi5:20170719013612j:plain前回、タワーマンション(以下タワマン)のことについて書ききれなかった、リビングダイニング(以下LD)の間取りについて、マンション選びで気をつけたい事として、捕捉しようと思います。

 

 タワーマンションの角部屋のお部屋。憧れますよね。LDにバルコニーが面しておらず、窓の外は直で外に面しているという、タワマンの角部屋によく見かける間取り。展望リビングといった感じですね。部屋から直で階下が見渡せます。

  

今回は、マンション入居後、窮屈な生活を送らないために、憧れの間取りを選ぶときの注意点、LDの形状におけるデッドスペースについて、書きたいと思います。

 

 

不整形な間取り

間取り図にするとこんなお部屋になります。タワマンの角部屋に多いタイプの間取りです。梁(はり)や玄関、他の部屋など一部、はしょってますが、LDは、正方形や長方形ではなく、三角の間取り、いわば不整形な部屋になっています。LDはすべてが窓に面しており、羨むほどの眺望が望めますね。

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普通、マンションの角部屋は、当然、採光や風通しなどが真ん中の部屋よりは有利なので、このタワマンの角部屋の価格も当然高いです。物件や立地にもよりますが、70㎡3LDKクラスの部屋が、平気で7,000万とか8,000万とかしちゃいます。

 

前回、お金がある人ならタワーマンションを無条件でお勧めしますといいましたが、この間取りの部屋を選ぶときには、生活し始めて後悔しないように、少し注意が必要です。

 

 

リビングダイニングの中のデッドスペース 

このような不整形な部屋は、デッドスペースができます。部屋におけるデッドスペースとは、『人が生活するスペースに満たない部分』だと捉えていますが、特にLDでは、部屋の性質上、『人が座ったり、作業したり、ご飯を食べたりといったことができない無意味な空間』と言えそうです。

 

もし、この三角のLDが、正方形のような整形された部屋だったら、以下の図のようなイメージになります(尺度は目安です)。デッドスペースがありません。こちらのほうが断然部屋を広く使用できるということです。それは何故でしょうか。

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下図、赤の網掛けの部分がデッドスペースになります。何故デッドスペースになるのでしょうか。もう一度言うと、この三角コーナーの部分には、ソファーやいすなどを置いて、人が生活できるような有効なスペースにならないからです(間取り図上の上の5.0帖の部屋に入るドアがあることは関係ありません)。つまり居住スペースの外に追いやられてしまうわけです。

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実際に家具を配置してみてみると、以下、整形のリビングでは、デッドスペースがないことで、広々と居住空間を使えていることが分かります。

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一方、三角リビングでは、デッドスペースにソファやテーブルを置けないため、その分窮屈な空間になってしまいます。

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家具の配置を変えてみて、前後の生活を比較するとよくわかるのですが、人が感じる広々感は、部屋の大きさだけではなく、広々と家具を配置できるかに寄る所が非常に大きいです。上図ではデッドスペースを有効活用できず、家具が所狭しと置かれてしまうので、その分、LDにいる人は、ソファやテーブルに窮屈に囲まれることになります。実際に三角リビングでは、赤い部分のデッドスペースにソファなど家具が入りません。工夫してソファの前にローテーブルを置いてしまうと、人が居住するスペースとして非常に窮屈になってしまいます。ローテーブルのサイズを落とすか、もしくはこれならローテーブルは置かないほうが良いくらいですね。

 

というわけで、同じ帖数の部屋でも整形の部屋と不整形の部屋では、おける家具も大きく変わってきてしまうので、注意が必要です。

 

 

 

不整形な間取りを選ぶ際は

不整形な間取りについては、タワマンの角部屋のLDだけに言えることではありません。東京都心部の港区や中央区など、限られた土地のスペースで物件を作る際に、このような不整形なLDや寝室などの間取りをまれに見ます。

 

不整形な部屋を見る際、空間や広さを測るときに、住み始めて窮屈な生活を送らないために、整形の部屋と同じ帖数だけで判断しないようにしたいですね。

 

前回、すくなくとも一般的なLDで12帖くらいは欲しいと言いましたが、この三角リビングのような不整形な部屋を選ぶ際は、一回りや二回りは広い部屋を選びましょう。すなわち整形の部屋の12帖と同じ居住空間を確保したければ、14帖くらいは欲しいです。

 

ですから、ますます、都心のマンション、タワマンの角部屋などを選ぶ際は、資金が必要になってしまいますね。。。ま、角部屋の展望リビングがあるタワマン物件、トリッキーながらも都心部の物件は、とても贅沢ということなのでしょう。本当に余裕があるワンランク上の部屋を選べる人向けです。

 

もしくは、無理に不整形な部屋を選ぶより、整形の部屋を選んだほうが、住まいにおいて家具などの配置を考えた時には無難かもしれません。

 

という、お話でした。

 

 

 

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