東京メトロ東西線の「葛西」駅界隈では、いくつかファミリータイプの新築マンションが分譲されていますが(2018年7月現在)、その中でも消費者目線でしっかり企画、設計されているおすすめのマンションを見つけました。

マンション概要

葛西駅から南に徒歩10分ほどの閑静な住宅街、現在、一区画の角地に建設中です。

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エクセレントシティ葛西パークアリーナ
東京都江戸川区中葛西7丁目
東京メトロ東西線「葛西」駅徒歩10分
8階28戸
駐車場12台
駐輪場56台
用途地域:第一種住居地域
分譲:新日本建設
施工:新日本建設
管理委託会社:新日本コミュニティ
築年月:2019年3月予定

販売価格例
Aタイプ70.01㎡ 4,998万円@235万円 南西角
Bタイプ53.30㎡ 4,298万円@266万円 南
Cタイプ70.08㎡ 5,698万円@268万円 東南角
Dタイプ53.78㎡ 3,998万円@245万円 北東角(Dタイプは2階、他は不明)
(1坪=3.305㎡で算出)
全4タイプの中で、AとCタイプが3LDK角住戸、BとDが2LDKでした。

このマンションの良さ

このマンションの良さは、都心に近く駅から徒歩10分という好立地にありながら、住宅地の一画、豊かな住環境にあること、更に住みやすさを支える住戸間取り設計、加えて、子育てに適した条件にあります。

便利な立地にいながら豊かな住環境

東京メトロ東西線の葛西駅が最寄りです。f:id:murakoshi5:20180725204738j:plain大手町からは16分という便利なアクセスを確保しています。 

駅から徒歩10分という好立地にありながら、清砂大橋通りと環状7号線という大通りから少し入った、周辺は静穏な住宅街に建ちます。f:id:murakoshi5:20180725204807j:plain

この物件の売りは何といっても大きめの「新田公園」の北側パークフロントに位置することです。f:id:murakoshi5:20180725205721j:plain

f:id:murakoshi5:20180725204844j:plainつまり、住戸の南向きに公園が隣接している事で、日当たりや採光、眺望など開けた明るい環境を半永久的に維持できるのです。f:id:murakoshi5:20180725204900j:plain(画像出典:物件公式資料)

物件近くの「親左近川親水緑道」は自然溢れる癒しのスポットです。f:id:murakoshi5:20180725204920j:plain

都心に近い便利な立地にありながら、東京23区公園面積ナンバー1を誇る江戸川区ならではの緑豊かな住みやすい住環境に建つ物件です。

住みやすさを追求した住戸レイアウトと間取り設計

豊かな住環境を更に支えるのが、住みやすさを追求した住戸レイアウトと間取り設計です。内廊下を囲んで4つの住戸を配置したことで、75%の角住戸率を実現しています。

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f:id:murakoshi5:20180725205056j:plain(画像出典:物件公式資料)

内廊下は、外部から遮断され、共用廊下側に居室の窓がないことで、防犯性が高まること、プライバシーの確保、害虫対策などのメリットがあります。 

以下は、Aタイプの間取りです。

f:id:murakoshi5:20180725205132j:plain(画像出典:物件公式資料)

70㎡と3LDKとしては最低限の専有面積ですが、効率的な居室設計がされています。4隅の柱を居室外に出し、3つの洋室を正方形に近い使い勝手が良い整形の部屋にしたこと。リビングダイニングは、10.7畳と若干手狭ですが、家族が少ない間は、隣の洋室との間仕切りを開けて一体化した大きなLD空間にできます。珍しいのが、洋室(2)と洋室(3)どちらでも柔軟にLDとの一体化空間にできることです。玄関からリビングダイニングまでクランクしながら入る、クランクインの玄関、廊下を採用することで、戸建てライクな私邸感や、外部からのプライバシー性を高めています。一般的なマンションには見られない居住者目線の親切な間取りです。

子育てに適した条件

マンション前面にある大きめの「新田公園」は、子供がいる家庭には特に重宝しそうです。f:id:murakoshi5:20180725205311j:plainエントランス出てすぐに遊べる公園は、子供にとっても乳幼児を抱える両親にとっても嬉しい存在です。 

「親左近川親水緑道」も、散策だけでなく親子で遊べるので楽しい日常が送れそうでした。f:id:murakoshi5:20180725205342j:plain

物件周辺の教育施設ですが、小学校、中学校とも、2つの大通りを挟まず、徒歩5分圏内にあり、子供の毎日の通学も便利で安心できます。

最後に行政支援について。江戸川区といえば子育て支援が充実していることで有名です。例えば、子供が江戸川区内の私立幼稚園に通う場合、月々26,000円もの補助金が出るので、幼稚園によっては月々数千円の負担で済みます。子育て世代としては大きな助けになりますね。

以上、このマンションの3つの良さでした。

現在「葛西」駅付近では、他にも大規模物件、駅近物件などが分譲されていますが、このマンションは、収益確保を第一としたマンション事業である以前に、情報が少ない物件検討者にとっても「居住者目線」で考えられています。デベロッパー兼建設会社という自社一貫システムの新日本建設「エクセレントシティ」。今、注目しているマンションです。

おすすめの住戸

ファミリータイプの3LDKであれば、AタイプとCタイプは左右対称でほぼ同じ間取りなので両方ともおススメです。ただしAタイプは、3階建てのマンションが隣接しているため4階以上を選びたいです。Cタイプは2面道路に隣接した区画の角地に面しているため2階からでも良い条件となります。両方とも5,500万円前後でしょうか。広さが2LDKで十分であれば、北西角住戸のDタイプは柱型の位置など間取りが少しトリッキーなので、南向き中住戸のBタイプがおススメです。こちらは4,500万円前後ですね。いずれの住戸も、パークフロントで明るい環境ですが、公園周囲の木の高さがあるため、更に良い日当たりや採光、眺望を望むのであれば、より高い階ならベストですね。

気になった点

気になる点は2つです。1つはマンション物件自体とは無関係ですが、最寄り路線、東京メトロ東西線の通勤ラッシュ(関連記事)。

「鉄道混雑率」最新ランキングでも、首都圏ワースト1位の199%を記録しています。個人的にも東西線沿線をどうしても選択できない理由です。ただし、豊洲~住吉間の有楽町線延伸の実現によって、将来的に東西線の混雑率が20%以上低下する予想をニュースで見ましたので、そこは明るい兆しが出てきました。

2つ目は、駅までのルートで「清砂大橋通り」という片側3車線の大通りを横断することです。生活動線に大通りが含まれるのは、騒音、信号待ち、子供の歩行安全性など気になるポイントです。

最後に

派手さはありませんが、初めてマンションを購入する人にとって、住環境や部屋の間取りなど、住み始めてから後悔しないマンションであることは、私が自信を持って言えることです。葛西エリアにマンションを探している人、地元で家を探している人にとって、「エクセレントシティ葛西パークアリーナ」は、東西線で日本橋、大手町まで便利に通勤でき、穏やかに明るく楽しく住め、安心して子育てができる、オススメのマンションです。

追記(2019年5月18日)綺麗なマンションに上がっていました!f:id:murakoshi5:20190518072037j:plain

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