シティタワーズ東京ベイ(26年7月撮影)
敷地南東側「東京臨海広域防災公園」より

竣工後に何度か見学させていただいている「シティタワーズ東京ベイ」。マンションギャラリー訪問から7年近く経ちましたので、あらためて私が感じたことをまとめてみました。

物件概要

シティタワーズ東京ベイ
東京都江東区有明2-1-(以下)
1番(ウエストタワー)
2番(セントラルタワー)
3番(イーストタワー)
東京臨海高速鉄道りんかい線「国際展示場」駅徒歩4~8分
ゆりかもめ「有明」駅 徒歩3~6分
敷地面積:32,627.38㎡(ペデストリアンデッキ敷地2,415.68㎡を含む)
建築面積:11,210.15㎡
延床面積:160,823.83㎡
用途地域:第一種住居地域
総戸数: 33階建て1,539戸
専有面積: 約38.20㎡~118.36㎡
駐車場台数: 730台(他に来客用、カーシェア、管理用など)
売主: 住友不動産
施工: 前田建設工業
竣工年: 2019年

「シティタワーズ東京ベイ」は、大型商業施設「有明ガーデン」と大規模一体開発されたエリアのランドマーク的なタワーマンション。周辺のタワマンと比べると派手さや豪華さよりも実質剛健な印象で、居住性の高い間取りが大きな魅力です!

現地案内図
(出典:Googleマップ)

本物件の基本情報については、マンションギャラリー訪問記事をご覧ください。

周辺環境 立地 アクセス

物件が建って数年が経ちましたが、近隣に「オーケーストア東雲店」「ベルクス有明店」などの生活利便施設、「ライブドア アーバンスポーツパーク」や「東京ドリームパーク」などのエンタメスポットが増え、有明エリアは生活しやすい楽しい街になりました。「有明親水海浜公園」には遊具広場や砂浜も整備され、環境もますます良くなりました。

砂浜ができた「有明親水海浜公園」

「有明ガーデン」周辺は、休日になると子育てファミリーだけでなく、「有明アリーナ」や「東京ビッグサイト」で開催されるイベントに訪れる広域来訪者で賑わっていて、観光地のような活気を見せています。

本物件の生活環境は、「有明ガーデン」に隣接しているため最高です。日々の買い物は「イオンスタイル」で、子供服や子育てに使うグッズも、家電量販店も本屋もフードコートもあるので、多くの物が揃います。欲を言えば、せっかくの一体開発だったので、マンションからの直結動線があればと思いました(ウエストタワーの2階からはぺディストリアンデッキで直結)。

大型商業施設「有明ガーデン」(徒歩1分)
「有明ガーデン」には家族で楽しめる場所がたくさん!
国際展示場前駅(徒歩4~8分)

有明は、湾岸エリアでも豊洲や月島などと比べて、東京都心に頻繁に出向く人には若干不便な場所ですが、「有明ガーデン」の1階から東京駅まで出ている都営バスが使えます(ただしイベントがある休日のバスの混み具合は深刻)。羽田空港へのリムジンバスも便利。りんかい線で大井町、恵比寿、渋谷、新宿方面に通う人にとっては、直通で朝も比較的空いているので相性が良いと思います。臨海地下鉄の整備が待ち遠しいですね!

ランドプラン 共用施設

3棟それぞれの1階は、二層吹き抜けを採用した住友不動産らしい豪華な空間が広がっています。ゆったりと過ごせるラウンジが設けられており、来訪者応対や待ち合わせに利用できます。

敷地配置イラスト
(出典:シティタワーズ東京ベイ 公式HP)

トリプルタワーですし、一見豪華なタワマンのイメージがありますが、基本駅にはシンプルなマンション。高級感や豪華な共用施設を求めるなら、湾岸で言えば「アーバンドック パークシティ豊洲」、「ブランズタワー豊洲」、同じく住友不動産の名作「シティタワーズ豊洲ザ・シンボル」「シティタワーズ豊洲ザ・ツイン」「シティタワー有明」、そして有明を引っ張ってきた「ブリリア有明マーレ」など先輩タワマン達から選んだほうが良いと思います。

1階ラウンジ(ウエストタワー)
1階ラウンジ(セントラルタワー)
ラウンジ(イーストタワー)

これだけの規模ですが、共用施設は多くありません。

主な共用施設があるのはセントラルタワー。

2階にはキッズスペース&ペアレンツサロンがあり、子育てファミリーには役立つスペース。

20階にはライブラリーラウンジとパーティラウンジ。ライブラリーラウンジは読書をしたりワークスペースとして、ゆっくりとした時間を過ごせる空間になっています。居住者にとってのサードプレイスですが、何度か訪れた際、ワークスペースはいつも満席に近い状態でした。サードプレイス的な空間は各タワーにあってもよかったのではと思いました。

パーティラウンジは床はタイル張り、ガラス張りの2層吹き抜け。シャンデリアが印象的な豪華な空間となっており、その名の通りパーティーを楽しめるぜいたくな共用空間です。

セントラルタワー2階、キッズスペース&ペアレンツサロン
セントラルタワー20階、ライブラリーラウンジ
セントラルタワー21階、パーティラウンジ

1階にはコンシェルジュカウンター、他、ウエストタワー2階にはパーティールーム、イーストタワー2階には集会室が設けられています。

それぞれの棟に車寄せが設けられ、車待ちスペースも用意されているため、車を利用する人にとっては利便性の高いマンションだと感じました。時間は限られますが、居住者専用のシャトルバスもあって、豊洲とセントラルタワーのコーチエントランスを往復しています。

一方、駅へ移動する頻度が高い人にとっては、単純に駅に近いウエストタワーが便利です。駅方面から「有明ガーデン」につながっているぺディストリアンデッキは、ウエストタワーにだけ繋がっているからです。2階のエントランスを入ればすぐEVホールがあって居住階に上がれます。一方でセントラルタワーとイーストタワーは、駅からの距離が長くなることに加え、ウエストタワーのエントランスから一度1階まで降りて、各タワーまで移動する必要があります(もしくはぺディストリアンデッキから1階の敷地に降りて歩く)。それぞれタワーまでは回廊でつながっているのですが、内廊下ではないため寒暖が極端な季節や雨風の強い日は億劫に感じる動線。

ペディストリアンデッキに直結しているウエストタワーのエントランス

ただ、コンシェルジュカウンターがあって主だった共用施設もあるセントラルタワーも良いですね。

セキュリティ面では、風除室、エレベーターホール、エレベーター内と3段階のセキュリティが採用されており、更にそれぞれの棟には防災センターを設置。24時間有人管理がされている安心感の高いマンションです。

植栽豊かな敷地計画

主な共用施設

ウエストタワー
1階、ラウンジ、車寄せ
2階、パーティルーム

セントラルタワー
1階:ラウンジ、車寄せ、コーチエントランス(シャトルバス)
2階:キッズスペース&ペアレンツサロン
20階:パーティラウンジ、ライブラリーラウンジ

イーストタワー
1階、ラウンジ、車寄せ
2階、集会室

住空間の特徴 スペック

シティタワーズ東京ベイの特徴の一つは、Xでもよく話題になっている間取りの良さ、つまり居住性の高さにあります。ただし、50㎡台の2LDK、70㎡前後の3LDKと比較した場合で、築年数が経つ周辺タワーと比べると広めの住戸は多くありません。

中住戸は超ワイドスパン(2LDKは約8m前後、3LDKは約10m前後)で、内廊下設計ながら窓のない居室がなく、それぞれLDと洋室がバルコニー側に面した開放感のあるプラン。

以下は、2LDKと3LDKの一例です。

3-55U4タイプ

3-55U4タイプ
(出典:シティタワーズ東京ベイ 公式HP)

2LDKは、LDの表記はややコンパクトですが、デッドスペースが少なく、LDが10畳前後で使いやすい空間。家族2〜3人であれば、ソファやダイニングテーブルを配置しても十分生活できる広さが確保されています。

1-70Iタイプ

1-70Iタイプ
(出典:シティタワーズ東京ベイ 公式HP)

3LDKは、この面積帯としては非常に効率の良い空間設計で、LDも約11.5〜12畳程度と広々としています。洗面室やトイレがリビングから少し離れた位置に配置されているため、プライバシー性が高い間取り。また、リビング横の洋室はウォールドアを開放すると連窓サッシとなり、窓一面に眺望が広がる開放的な空間になります。一方で、収納は同じ70㎡クラスのマンションと比較すると、やや少なめかなと感じました。

2LDK・3LDKともに基本となる間取りは主にこの2タイプですが、それぞれタイプにより面積に若干異なる住戸が用意されています。

天井高は約2,620mm、サッシ高は約2,100mmで、室内の開放感があります。贅沢を言えば、これだけのタワマンですからサッシ高は若干物足りない印象。

設備仕様についても、キッチン天板は天然石ですが、洗面カウンターは一般的な仕様となっており、前述のタワマン群と比べると、スペック面でも若干見劣りします。

部屋からの眺望について。南向きは、前面に高い建物が無く開けているため、首都高速の存在が気になる住戸が一部ありますが、基本、低層階から大きな開放感があります。高層階では東京ゲートブリッジや東京湾、その先の千葉方面まで見渡せるパノラマ眺望が大きな魅力です。

北向きは、中層階以上になると東京都心部の美しい夜景を堪能できます。低層階では「有明ガーデンが被ってくるので一部の住戸に環境面でハンデがあります。

南向き高層階からの眺望
北向き中層階からの眺望

気になった点は騒音ですね。南向きは前面の首都高速の騒音がかなりあります。基本、南向きは二重サッシとなっているため窓を閉めれば問題ありませんが、窓を開けて生活するのは厳しいです。

北向きも、前面に有明ガーデンがあり、周辺にはイベント施設が多いため喧騒を感じますが、夜間は比較的静かな環境になると思います。

最後に・まとめ

記事を書いている2026年7月現在も、新築住戸の販売が続いています。

中古相場も非常に人気があり、特に2024年、2025年には大きく価格が上昇しました。26年に入ってからは、およそですが2LDKと3LDKともに平均成約単価は700万円前後。

敷地北側「有明ガーデン」敷地より
敷地の南側より

どこから見ても、このトリプルタワーは目立ちます。そして絵になりますね!

あらためて、湾岸エリア、有明エリアを代表するランドマークであり、居住性の高いタワーマンションだと感じました。

(以上、記事の内容は26年7月時点の情報)

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