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僕は、結婚してから12年間で、実家から賃貸、そののち分譲マンション4回の買い替えと、合計5回引っ越したわけですが、毎回何かしら手続きが漏れていたりしたので、3回目の転居前から「引越ToDoリスト」を作りました。前もって前もってPC画面上でエクセルを用いて管理するか、A4一枚にやることをリストアップして家族内で共有しておくと安心できると思います。

マンション購入時に準備しておくべきこと

銀行ローンや不動産関連の専門的な手続きは、それぞれの担当からしっかりスケジュール感とやるべきことが明示されるので、そちらに従いましょう。ただし、そちらばかりに気を取られていると、一般的な事が漏れていたりするので、転居、引っ越しに伴う常識的な範囲の準備すべきことをリスト化していました。下記は、僕が2019年2月末に転居した際の内容です。


※赤字の箇所は、買い替え、住み替えの場合必要に応じて

※赤字の箇所は、買い替え、住み替えの場合必要に応じて

引越し、入居、3ヶ月前にやること

マンションを購入して、まずやりたいことは、インテリア、家具関連に手を付けることです。1ヶ月前では全然遅いです。新築マンションであれば、購入後、真っ先にグループ会社のインテリア、リフォーム部門からアプローチがあるわけですが、とにかくのんびりしないで真っ先に検討すべき事になります。

リフォームは当然時間がかかるものですが、家具もとりあえず座れれば良いというだけのものではなく、色味や風合いの検討から商品決定、納期までかなりの時間を要します。できたら、インテリアコーディネーターに任せることを勧めます。インテリアのことを勉強せずに、テーブル、ソファ、ベッドなどを焦って単品で購入すると初心者は必ず失敗します。部屋の中を総合的にコーディネートしてもらうことが、長い目で見た住まいの満足度向上につながりますし、入居前に早い決断を促すものにもなります。

コーディネーターに任せずに、家具を単品で検討する場合、単独で動く場合は以下に注意です。

まず、カーテンですね。これを忘れて入居すると、外から丸見えです。一見当たり前に思えますが、カーテンは賃貸物件の時はついているケースもありますから、初めてマンションを購入して賃貸から住み替える際は注意が必要です。さらに言うと、カーテンは寸法を測った上でホームセンターや家具屋さんなどで注文すると、既製では対応できず特注になるケースが多く、生地いよっては平気で納期1ヶ月以上などと言われてしまいます。ですから早く準備するに越したことがないものです。

ダイニングテーブルも入居前に余裕を持って用意しておきたいです。食事することもそうですが、引っ越しの際は何かと机の上で書類の記入や作業が多くなりますので、入居時にテーブルがないと致命的です。テーブルも、お好みのインテリアに応じて選ぶ事になると、色や仕様によって納期が遅くなるケースがありますので、発注は早いに越したことがありません。海外ブランドでは、2~3ヶ月待たされるケースがざらにあります。上記の表の通り、僕は今回の住み替えで、2019年の年明けに家具を見に行ったのですが、気に入ったダイニングテーブルとラグが4月下旬の納品になってしまいました。それでは遅かったと言うことですね。一方で、ソファやベッドなどの他の家具はというと、入居前に無くても最悪生活はできますが、全ての家具をトータルでコーディネートする意味でも、ダイニングテーブルと合わせて、3ヶ月前には検討するようにしたいです。

次に、照明についてです。賃貸物件と違い、最初から照明は装備されていませんので、特にこだわりが無ければ、住み始めるその日に最低でもリビングダイニングと、主寝室には用意しておきたいです。基本的にキッチン、廊下、トイレ、洗面所には最初からダウンライトが標準装備されていることが多いのですが、他の居室については、引掛シーリングといういわゆる天井コンセントのみになっていますので、入居日に合わせて購入しておくことが必要になります。できれば、照明はインテリアの一部として家具と同じタイミングで選ぶ事をオススメします。

家具を選ぶ際は、こちらの記事も参考にしてください。

最後に、家具選びは、7月や1月のセール時期にするとお得かと思います。欲しかったブランド家具が、10%引き~、中には50%引き!など、1番安くなる時期だからです。僕は、住み替えの際は毎回、セール時期に家具屋さんを物色して安くなったブランド家具を背伸びして購入しています。

家具選びをする際は、BOSCHのレーザー距離計をお供に♪

引越し、入居、1ヶ月前にやること

1ヶ月を着るタイミングでは、家電選びに着手しましょう。

まず、エアコンですが、こちらも賃貸物件と違い、標準装備されていない場合がほとんどですから、賃貸から住み替えの際は注意が必要です。特に、中古マンションを購入する場合ですが、物件を内覧した際、前入居者が住んでいる場合は、エアコンが取り付けられています。物件契約後、エアコンについては前入居者が好意で「差し上げますよ」とならなければ、基本的には取り外して持っていってしまうケースが多いですから、自分で用意する必要があります。

更にエアコンは、いつの時期でも「住み始めるその日まで」に必須です。「1番エアコンを必要とする夏まで(冬まで)買わなくて良いかな」と入居時に必ずしも購入しない人がいます。入居後、真夏や真冬だけでなく、春先や秋口でも意外と暑かったり寒かったりするんですよね。ただでさえ転居時体調を壊しやすいので、エアコンは住む時点で必ず買いそろえておきたいです。僕もそれで失敗していて、わざわざ簡易的な暖房器具を急遽買いそろえ、それでも上手に室内の温度調整ができずに体調を壊したことがあります。

加えて冷蔵庫と洗濯機は常識中の常識かと思いますが、当然必要ですよね。入居前には必ず取りそろえておきましょう。

他は、日ごろの生活における様々な住所変更などの手続きが主になりますので、必ず漏れがないように見ておきましょう。リスト化しておかないと、○○銀行はやったけど、▲▲銀行忘れてたとか、ネット上での登録等も多い時代なので、後で気がついたら、住所変更をしてなかったおかげで肝心なものが届かなかったということが無いように、漏れなく手続きを行っておきます。

引越し、入居後に忘れずにやること

入居したら、引っ越しの挨拶はしっかりやっておきたいですね。マンションの場合、階下の住人は絶対に押さえましょう。子供がいなくても人の生活音は下へ響きます。僕の知り合いや友人でも、結構な人が下の住人とのトラブルに巻き込まれていますので、事前にしっかり挨拶をしておくことで、少しでも騒音のトラブルを軽減するために関係性を作っておきましょう。しっかり挨拶を交わしておくことで、下の住人とお互い小さな子供がいれば、子供がいる悩みとして気持ちをわかってくれるでしょうし、我が家では、大体、階下の住人とは日ごろ子供の面倒のことで相談しあえるような関係ができたりしますね。他には両隣の人、管理人さん、掃除のおば様方にはしっかり菓子折りを持って挨拶しておきたいと思います。

転居を知らせる葉書も、特に年賀状をやりとりしている知人、友人に出しましょう。また、郵便物が旧住所に届いた場合、郵便局の転送サービスは1年間になりますので、早めに手続きを完了しておきましょう。

以上になります。

冒頭にもお話ししましたが、このリストは、転居時に注意してやるべき、あくまで一般常識的なことです。他に、専門的な不動産関連の事、銀行ローン関連の事などは、それぞれ関連の会社より指示を受けてやればよいのですが、専門的な手続きが大変だと、不動産屋さんや銀行から特に言われていない一般的な事が漏れてしまう恐れがありますので、リスト化して安心して取り組んだほうが良いと思います。それと、購入、契約が決まったら、何事も早めに早めに行動していきましょう!

他に、新築マンション・新築一戸建てを購入して契約した後は、こちらの手続きも忘れずに!

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