新居の契約も済んで、「後は入居に向けた準備!」。まず着手する事としては、家具選びから。

でも、好きな家具をただ買い揃えればよいわけではありません。今回は、新居に入れる家具を購入する際、最低限押さえておきたい3つのポイントを紹介します。

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初心者が後悔しない家具選び、3つのポイントとは まずはリビングの配色 

結論から言うと、初心者が家具選びにおいて最低限押さえておきたいポイントは、以下の3点です。
①「部屋の広さに合った大きさを選ぶ」
②「部屋の建具、面材と家具の色を統一する」
③「色調、色合いを合わせる」

家具を選んだり雑貨屋さんを物色したりするのは、何度経験しても楽しいひと時なんですよね。入居の準備費用を織り込んで住宅ローンを多めに借りていれば、少し背伸びした家具を購入することもできます。

でもでも、マンションだけではく、家具もできれば買って後悔したくないところ。憧れのブランド家具なら尚更ですよね。家具選びで失敗しないために一番良いのは、マンションを購入する際の家具オプション販売会や、家具店などで、インテリアコーディネーターに一括で見てもらうことです。これが安心して新居のインテリアを綺麗に仕上げる一番の秘訣です。

しかしながら、4回マンションを購入した僕も、意外とコーディネーターに任せられず、結局、全ての入居の機会において自分たちで家具を買いそろえています。コーディネーターに任せると自分が気に入ったブランドが手配できないなど制限があったりします。『カッシーナで全てお任せしよう』などと、金銭的に余裕がある人であれば、お気に入りのブランドでお任せしてしまえば良いのでしょうけど、少しでも経済的に、こだわりをもって見栄え良く選ぼうとすると、一人のコーディネーターやブランドに任せる訳に行かなくなることもあるでしょう。

僕は、3回マンションを買い替えて、新居に家具を入れるたびに失敗しました。反省を活かして4度目のマンションに家具を入れる際は、以下の事を念頭に注意深く選び、おかげで現在は、自分でコーディネートしたものとしては満足がいくものになりました。

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部屋の広さに合った大きさの家具を選ぶ

家具の「大きさ」については、部屋を家具で窮屈にせず、適度の空間を保つために、部屋の広さに見合った大きさの家具を選ぶことが大事です。初めての家具選びだと、結構大きめの家具を選びがちだったりしますが、大きめよりは、小さかったかなと思えるくらいが、家具の大きさにおいては、ちょうど良いと思います。

僕が最初のマンション入居の際に失敗したのは、家具の大きさでした。憧れのマンションライフということで、欧米ブランドなど様々な家具ブランドに思い焦がれ、事前に物色していました。雑誌などで取り上げられている素敵な家具は、どれもこれも実は大振りなんですよね。庶民が住む部屋の広さにはなかなか適合しない大きさの家具なわけです。そんなイメージも湧かなかった僕ですが、それでも家具ブランドの店員さんと話して、小さめのソファ、ローテーブルを選んだつもりでした。下の画像で分かりにくいかもしれませんが、実際部屋の中に入れてみるとかなりの空間を占めてしまいました。空間も広く天井も高い家具のお店で見るのとはわけが違ったのです・・・。

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この2つ、違うブランドです。それぞれの販売員さんは当然売りたいですから、「大丈夫ですよ」の二つ返事だったので購入してしまいました。でもでも12畳のリビングダイニング(以下LD)には大きめでした。ダイニングテーブルも置かなくてはいけませんから、ソファは全長1,800はともかく、ローテーブルがダイニングテーブルと同じサイズ(1,200×800)と大ぶりで、ダイニング、ソファ、ローテーブル以外のLD空間が手狭になってしまいました。

では、どれくらいの家具の大きさを目安にしたらよいでしょうか。あくまでも一般的なLD(10~12畳)における家具の適度な大きさの目安です。

下図は、約12畳(キッチン横の廊下部分も含まれるため、実質生活に有効スペースは10.5畳前後)のLDで、ダイニングが長さ1,500×800、ソファが2,100×750、ローテーブルが1,200×700で置いてみました。どの家具も大きすぎます。完全に窮屈ですね。

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次に、ダイニングが1,200×800、ソファが1,500×750、ローテーブルが900×600で設置してみます。こんなイメージではないでしょうか。多分、ニトリなどの量販店でも販売されている一般的な家具の寸法だと思います。これくらいなら、家具に囲まれて窮屈に住むこともなく、家具の配置以外に適度な空間を保てると思います。

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ダイニングを小さくしてソファを大きく、また逆にダイニングを大きくして、ソファをなくしたり1人掛けだけで良いという人もいるでしょうから、あくまでも目安です。更に詳細は以下の記事もご参考に。

上図で使用したような、物件の間取り図に当て込んでおよその家具の配置や大きさを測れる「家具レイアウトシート」なるものも存在します。新築マンションのモデルルームヘ行くと、住戸の間取り図とともにもらえることが多いですね。

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とにかく、雑誌や媒体などで紹介されている、欧米や有名ブランドの家具は一つ一つが大振りです。一般的なマンションのために作られていないからです。ですので、ブランド家具、高級家具などメディアや媒体で露出している良いイメージだけで家具を選ばないように、よくよく部屋の大きさと家具の大きさを相談しながら適切な大きさの家具(ブランド)を選択しましょう。

また、寝室の家具についても、同じ観点から、例えば、夫婦でシングルベッドを2つにするか、ダブルベッドを一つにするのかという選択肢があるかと思います。以前の記事で書いていますのでご参考までに。

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②部屋の建具や面材の色と家具の色を統一する

「大きさ」の次に押さえるべき点は、何といっても「色」です。素人が選ぶ前提ですが、家具の色は、住戸内の建具や床などの面材色に合わせましょう。床の面積は言うまでもありませんが、ドアなどの建具も部屋の中においてかなりのインパクトを占めるので、建具の色を無視した家具を選んでしまうと、部屋の中がガチャガチャになってしまいます。

ホワイトオーク。ナチュラルの薄い系統

明るいイメージですね。家具も薄や明るめの色が良さそうでしょうか。

次にブラウン系。床は先ほどと同じホワイト系です。

引き締まったモダンな印象。テーブルやソファは、ブラウン、紺などダーク系、思い切ってホワイトなどメリハリを付けた色を選びたいですね。

次にウォールナット

家具もウォールナットがしっくりきます。

これらは一部の例で、もちろん素人から見た一般的で無難な選び方です。つまらない感じもしますので、コーディネーターに頼んで、しっかり配色をしてもらうことに越したことはありません。

新築分譲マンションをモデルルームで選ぶ際は、建具や面材のカラーセレクトができる場合がありますので、室内を薄い明るめの色にしたいか、濃い色にしたいか、ナチュラル系かモダンか、入居後のインテリアカラーを想像しながら決められます。

③同系色の家具でも色のトーン、色調を合わせる

ここは素人にとっては一番難しいポイント。部屋の面材、材質の色と家具の色を統一することはなんとなくわかるのですが、その上で「色のトーン、色調」も合わせないと、どうもしっくりこないのです。色の選択はとても難しいのですが、トーンや色調が合えば、暖色系と寒色系、ダーク系とナチュラル系など、センス良く上手に合わせることができます。

私は、最初の3回のマンションで、この「色のトーン、色調」で失敗しました。3回目を例にとってみると、今までのマンションと違って、明るいナチュラル系のフローリングだったので、ベッド、ダイニングテーブル、ローテーブルも明るいナチュラル系に買い替えましたが、明るいナチュラル系という、およその色味だけで選んでしまったため、部屋に入れてから、全く色合いが違うことに気が付きました。フローリングの色味は、後から調べて気が付いたのですが、「ホワイトオーク」という色味だったんですね。下の写真を見てもらえばわかるのですが、全然違いますよね。床はホワイト系。テーブルは明るめのナチュラル系で、トーンが合っていませんでした。

僕はこの違いが判らず、もちろん床の色を写真で撮って家具屋さんに出向いたのですが、フローリングの色と同じ色という認識で購入してしまいました(ある程度色味の違いは分かったのかもしれませんが、あまり意識していなかったのかもしれません)。これだったら、当初迷っていた白のダイニングテーブルのほうが、よほど床とマッチしていたわけです。というわけで、4回目のマンションを購入したときには、反省点を活かして、床と同じ色のトーンのテーブルに買い替えました。もちろん、ダイニングテーブルとソファなど、家具同士の色のトーン、色調の相性もありますので、注意して選ぶことが必要です。

ナチュラル系でもかなりの種類の「色味、色調」があります。

専門家ではないでの上手く言えないのがもどかしいのですが、例えば、以下。極端な例ですが、同じ青系でも原色がかったブルーとダーク系の紺ではトーンがまるで違います。同じ系統といって、この2つを空間に入れると、落ち着かない感じがします。

であるなら、色は違えど、同じダーク系の赤と合わせた方がトーンが合って同じ空間の中では馴染みます。

色には、先ほどの「ホワイトオーク」など名前が付いているので、家具を買い揃える前に、マンションデベロッパーの人に床の仕様・色の種類をよく聞いてから、家具屋さんに向かい、店員さんとよく相談するべきかと思います。そして、何より、自分の目を養う事が大切です。行く先々の家具屋さんのコーディネートをたくさん写真に撮っておいて見比べながら家具を物色していきましょう。

最後に

とにかく家具を新居に入れる際は、できたらインテリアコーディネーターなどに一括で任せたい!というのが本音。それが一番安心です。でも、それができず、自分で家具を選んで購入する際には、まず「部屋の広さとバランスを取った大きさ」そして次に「部屋の建具、面材と統一した色」更に「色合い・色調を合わせること」、この3つのポイントを押さえてください。以上を踏まえた結果、僕は、4回目のマンション購入で、またも独自で家具を買いそろえた結果、ようやく満足がいく家具を選ぶ事ができました。