今回は、東京都江東区の「マークス亀戸」を内見しました。JR総武線「亀戸」駅の北口の裏手、商業施設に隣接した、これ以上ない利便性が高いマンションです!

マンションの概要

マークス亀戸
東京都江東区亀戸6
JR総武線「亀戸」駅徒歩2分
総戸数:14階建て209戸
売主:東急不動産、新日鉄都市開発
施工会社:レールシティ東開発、多田建設
竣工年月 1997年08月

立地・周辺環境の特徴

錦糸町・亀戸は、東京の7大副都心エリアの1画を担っています。亀戸は、ビッグターミナル「錦糸町」駅で乗り換えれば、「東京」駅まで15分前後(通勤ラッシュ時)で移動できる、都心部に隣接した便利な場所。「亀戸」駅周辺からは南北へ走る都営バスが充実していて、近隣の街への移動も快適です。

街の特徴といえば、駅の南北それぞれに大型商業施設「アトレ亀戸」「カメイドクロック」があること、「亀戸十三間通り商店街」「亀戸中央通商店街」などの商店街が元気なこと、「ホルモン青木」「亀戸餃子」を代表するようなおいしい飲食店が充実していること、そして「亀戸天神社」の存在でしょう。

特に「アトレ亀戸」は、マンションに隣接していてほぼ共用施設と言っても過言ではなく…w。「亀戸天神社」は、亀戸に住めば無くてはならない存在に。5月の藤祭りをはじめ、季節の節目にはイベントが開催されるので遠方から多くの観光客で賑わいます。節目の行事に、日々の散策に足繁く通うことになるでしょう。

マンション出てすぐ隣に大型商業施設「アトレ亀戸」に入れる裏口があります!
「アトレ亀戸」の屋上からみた「マークス亀戸」(画面左)

駅前には、地域の活動拠点「亀戸文化センター(カメリアプラザ)」があり、江東区役所まで出向かなくても、様々な行政の手続きができます。

「東京スカイツリータウン」や「錦糸町」駅周辺の複合商業施設を日常使いすることができ、日々の生活を楽しくしてくれるエリアです。

ランドスケープデザイン・居住空間

マンションは、JR総武線のすぐ北側に位置しています。東西に長い形状が特徴で、駅近にして日当たり良好な全戸南向きをとっています。

JR総武線「亀戸」駅ホームから見たマンション正面

1階部分は、エントランスを入って管理員室受付、メールコーナー、屋内の駐車場と駐輪場などが設けられています。

エントランス付近

14階建て209戸の住居棟とは別に、3階建ての共用棟「コミュニティプラザ」があります。2階には集会室、3階にはキッズルーム、寝泊まりもできる共用の和室が用意され、1階には民間のクリニックが入居しています。

屋上には「スカイガーデン」が設けられ、息抜きをしたり眺望を楽しむことができます。

共用棟3階のキッズルーム

専有部は2階からで、50㎡台の2LDK~80㎡台の4LDKの設定。

2階住戸には、「大型テラス」付き住戸が用意され、伸び伸びとバルコニーライフを楽しめることができます。また、各フロア「門扉付きポーチ」住戸が多く、住まいの独立性、プライバシー性を高めた設計になっています。

マークス亀戸に住むメリット

当マンションに住む最大のメリットは、利便性と住環境を両立した住まいであること。駅近の恩恵を受けながら、日当たりが良く南向きの開放的な住まいに住めることです。

駅徒歩2分に住む贅沢さは、お金で買える最大の価値と言って良いでしょう。電車の移動時間と+数分で目的地まで移動が可能で、条件が悪い日でも身軽に移動できてしまいます。忘れ物をして自宅まで戻ったり、子供の送り迎えをしたり、1日の間に駅と自宅を何度でも往復できてしまえる快適さを実感できます。

また、駅周辺の無数の利便施設を日常使いできることに加え、亀戸には、大型商業施設が2箇所もあります。マンション隣の敷地にある「アトレ亀戸」では、「有隣堂」(本屋)、「ユニクロ」「無印良品」、飲食店、地下の食料品街など、利用頻度が高まるテナントを自分の庭のように利用できます。屋上には子供の遊び場もあって、子育て世帯にとっても助かる商業施設です。今年、商住一体再開発によって「カメイドクロック」が駅南側にオープンしたのは周知の通りです。2箇所の大型商業施設で、日常の買い物に、休日も楽しく過ごせる贅沢な生活環境です。生活の質を高めてくれる立地の価値があります。

そして、駅近にして日当たり良好な全戸南向きをとったランドプランが希少!目の前が線路のため前建てが無く、抜けた開放感もあります。

「マークス亀戸」は、利便性と明るい住環境を両立させたこれ以上無い住まいとしての価値を享受できるマンションです!

マークス亀戸のデメリット

住まいとしてのデメリットは、駅周辺の喧噪です。

マンション周辺は、お酒を提供する飲食店が多く、穏やかな住環境とは言えません。マンション前の狭い道路や商店街など、自転車や明治通りから抜けてくる車の交通量が多く、子供の安全性にも気を遣います。また、住戸は前面がJR総武線の線路に向いているため、特に神経質な方は、窓を開けて生活する事は難しいでしょう。線路までの距離が少しあるため、個人的には、トラックなど大型車が往来する大通り沿いの環境に比べれば、それほど気になりませんでした。

まとめ・最後に

分譲当時の価格は平均坪単価210万円前後!でしたが、直近では坪単価320万円を超える成約がみられます。相場は順調に上昇してきましたが、当マンションは築25年を過ぎました。「亀戸」駅徒歩5分圏内、築30年以上の中古マンション相場は、現状、坪単価100万円台後半~200万円台前半の相場観。「プラウドタワー亀戸クロス」分譲、「カメイドクロック」オープン後の熱狂的な高騰につられて高掴みはしたくないです。もちろん、「亀戸」駅周辺の鉄板マンションとして、築古になっても売却しづらくなることは考えづらいでしょう。

この便利すぎる立地に一度住んだら、よほどのことがない限り売却しようとは思わないはずですが…。

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