スターコート豊洲
(2023年7月撮影)

今回は、江東区豊洲の「スターコート豊洲」を紹介します。分譲当時、元プロ野球選手の新庄剛さんが出演していたCMでも話題になったマンションです。

物件の特徴、良さ

物件概要

スターコート豊洲
所在地:東京都江東区豊洲4
交通:東京メトロ有楽町線「豊洲」駅徒歩4分
敷地面積:19,847.82㎡
用途地域:準工業地域
総戸数:18階建て740戸
専有面積:55.33㎡~101.44㎡
駐車場台数:740台
売主:名鉄不動産、東武鉄道、アゼル、ニチモ、三交不動産
施工主:長谷工コーポレーション
竣工時期:2007年2月

現地案内図
(出展:Google Earth)

スターコート豊洲を選ぶメリット

「スターコート豊洲」に住めば、「豊洲」駅周辺に集まる無数の商業施設、飲食店などの利便施設を庭のように使いこなしながら、管理と共用サービスが行き届いた大規模ランドプランでの快適な生活が待っています。また、自走式駐車場が全住戸分台数あるため、車保有者にとっても快適に暮らせるマンションです!

立地、アクセス、周辺環境の特徴

マンションは、駅徒歩4分ながらビジネスエリアや「晴海通り」から一歩入った穏やかな住環境。駅周辺に外食できる場所が無数あり、「ライフ豊洲店」(徒歩4分)、「ビバモール豊洲店」(徒歩5分)など、日々の生活の買い物もしやすい場所です。休日は、約180ものショップが入る「アーバンドック ららぽーと豊洲」(徒歩9分)や、銀座、有明、台場エリアなど、近隣にある話題のスポットで楽しく過ごすことができるでしょう。

通学指定校は、「豊洲小学校」(徒歩2分)と「深川第五中学校」(徒歩3分)。両学校ともマンションに隣接しているため通学環境が良好。江東区の小学校は、放課後や休日に子供を預かってくれる学童「キッズクラブ」があるので、共働き世帯が安心して子育てできる環境です。

ハザードマップ上は、比較的安心な湾岸地区ですが、豊洲4丁目周辺は、万が一の高潮時に1階相当分の浸水リスクが指摘されています。

他、マンションを検討する際は、事前に最低限の下調べをしておきましょう(参考記事)。

ランドプラン、共用部の特徴

マンションは、19,800㎡もの広大な敷地の中に住棟、公開空地、住人専用の中庭、自走式駐車場を配置。ゆとりのあるランドプランになっています。

「グランドエントランス」は、重厚な石造りの門構え。車寄せのスペースをとってあるので、人や荷物の乗降をスムーズに行えます。自走式駐車場はセキュリティゲート内にあるため車の保管も安心です。来客用駐車場や洗車スペースも用意されています。

エントランスへのアプローチ。緑豊かなランドプラン!
車寄せもある「グランドエントランス」は、大庇の門構えで存在感があります。

「ボタニカル・ウォール・ギャラリー」と名づけられたラウンジは、レンガ張りの壁とアートが飾られた上質な空間で、カフェメニューも楽しめます!「ミニショップ」が、新築時から営業されているので、管理がしっかり行き届いている証だと思いました。日中はフロントスタッフ、夜間も有人で24時間管理がされています。

カフェサービスも提供されるラウンジ。素敵な空間です♪

他の共用施設・サービス

「ゲストルーム」(2タイプ)
「ヒーリングルーム」
「マルチメディアスタジオ」
「パーティールーム」
「キッズルーム」
「クックパットマート」

など、充実しています!

ラウンジから、住人専用の中庭「プライベートガーデン」へ抜けられます。子供たちが遊べるようなちょっとした広場もあり、敷地内なので安心。1階「パーティルーム」と連続的な空間になっているので、楽しい時間を過ごせそうです。

敷地中央付近に設けられた住人専用の中庭「プライベートガーデン」

南東向き住棟にむかって続く長いアプローチは、途中にベンチも置かれているユーティリティスペース。住人同士が交流を図れる場所にもなりそう。

敷地奥の南東向き「キャナルコート」に続く敷地内の長いアプローチ

このランドプランで秀逸だと思ったのは、長い敷地の一番遠い住戸位置の住人の利便性もしっかり考えられていること。一番奥の住棟「キャナルコート」1階に、マンション掲示板、飲料販売機、来訪者応対ができるようなチェアとテーブルがあるホールが設置されています。また、ゴミ置き場は、敷地北側のメインに加え、敷地南東側にも設けているため、奥の住戸からわざわざ敷地北側まで出向く必要がありません。

メインエントランスやラウンジ、フロントとは逆側、敷地の南側に設けられた「キャナルエントランス」。
大規模修繕も終わり共用部も綺麗でした!

マンションは、2022年に大規模修繕が終わり、エレベーターや廊下など共用部分を中心に綺麗な佇まいになっています。

全住戸分の台数が確保された自走式の駐車場

居住空間の特徴、設備・仕様

住棟は4棟構成で、南西向き「アーバンコート」「センターコート」と、南東向き「ガーデンコート」と「キャナルコート」。

敷地平面・配棟
(出展:Google Earth)

南西に向いたワイドな敷地。

南西向きの「アーバンコート」「センターコート」は、多くの住戸で抜け感があって日があたる良好な住環境。

開放感がある南西向き住戸をたくさん確保した敷地

敷地南側の南東向き「キャナルコート」は、手前工場の敷地を挟んで運河のため開放的な住空間で生活できそうです。

敷地北側の南東向き「ガーデンコート」は、眼下に中庭の眺めを楽しみながら、他の棟に囲まれているため静かな環境の中で暮らせるでしょう。

専有部は、50㎡台の1LDK~100㎡台の4LDKまで多彩な間取りが用意されていて、和室のプランもあります。

主な設備については、「TES温水式床暖房」「ディスポーザ」、バルコニーに「スロップシンク」など。快適な生活を支えてくれます。直床が少し残念なポイントですが、LD、洋室の天井高はまずまずの2450mm~2,600mmを確保。バルコニーの奥行きは最大2,000mmあります。

スターコート豊洲のデメリット

全ての住戸が良い条件とは言えず、人によって環境面で好みが分かれそうな点ですね。中古で自分の好みに適った売り出しが出るとは限りません。

南西向きは、前面の中学校、スーパーの建物が被ってくる住戸があります。また、音に敏感な人は、中学校の子供の声や「晴海通り」の喧騒が気になるかもしれません。風が強い日は、校庭の砂埃でバルコニーが汚れたり、窓を中々開けられずに洗濯物を干す時間が限られることなども気に留めておきましょう。

南東向きの「キャナルコート」は、前面のコンクリート工場が気にならなければ。

「ガーデンコート」は、バルコニー側が駐車場棟、他の住棟が少し被ってくるため、眺望や開放感は若干ハンデがあります。

人によって好みがあると思いますので、以上を念頭に売出し住戸を検討するとよいでしょう。

まとめ・最後に

豊洲がこれだけの人気エリアになった今、「スターコート豊洲」は、豊洲の黎明期にできたからこそ、これだけの敷地規模で自走式駐車場100%を企画できたマンションです。

この規模で、管理もしっかりしていそうですから、少し築年数が経っても快適に暮らし続けられるのではないでしょうか。

およその坪単価推移
2022年、330万円
2023年、360万円
2024年、420万円

(記事内の情報は、23年8月時点)

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