東京都墨田区の「クレストフォルム亀戸ビューフォート」を見学しました。

マンションの特徴・概要

物件概要

クレストフォルム亀戸ビューフォート
所在地:東京都墨田区文花1
交通:東京メトロ半蔵門線「押上」駅徒歩14分
JR総武線「亀戸」駅徒歩17分
東武亀戸線「小村井」駅徒歩9分
総戸数:15階建て219戸
専有面積:65.40㎡~84.11㎡
売主:ゴールドクレスト
施工会社:さとうベネック、三菱建設
竣工年月 2004年8月

アクセス

複数路線が乗り入れる押上エリアは、都心部へのアクセスが良好です。

最寄りの「小村井」駅は、東武鉄道支線の途中駅のため移動手段としては弱く、実際には少し歩いて「押上」駅を利用することになるでしょう。「押上」駅は、用途によって東京メトロ半蔵門線、都営浅草線の2路線を使い分けられる便利なターミナルです。「日本橋」駅(通勤時直通12分)、「大手町」駅(同16分)、「東銀座」駅(同16分)、「新橋」駅(同18分)など都心部主要駅へ短時間で移動することができ、近隣のバス停からは、JR「亀戸」駅や「日暮里」駅、「両国」駅方面へも出られます。

立地・周辺環境の特徴

マンションが建つエリアは、2012年に開業した「東京スカイツリータウン」(徒歩15分)の膝元。300以上の店舗が入るショッピングモール「東京ソラマチ」に、「すみだ水族館」や「コニカミノルタ プラネタリウム天空」などアミューズメント施設も併設され、国内でも屈指の一大観光スポットになっています。

生活利便施設、エンタメスポットが集まった「東京スカイツリータウン」

マンションの南側を流れる「北十間川」は、スカイツリーの開業に合わせてきれいに整備され景観が向上しました。2020年には、「浅草」駅と「押上」駅の間、東武伊勢崎線の高架下に宿泊施設やカフェを並べた複合施設「東京ミズマチ」(徒歩22分)がオープンしました。

2020年に開業した「東京ミズマチ」。「すみだリバーウォーク」を利用して隅田川を徒歩で渡って浅草エリアまで行くこともできます。

古くから有名な「亀戸天神社」(徒歩9分)は、5月の藤棚、10月の菊など、季節にちなんだ催事が開催されていて見どころがたくさんあります。

マンションの周りは穏やかな住宅地。大型スーパー「オリンピック墨田文花店」(徒歩1分)がほぼ隣接、近くには幼稚園や保育園が多く、子育てもしやすいエリアです。

マンション周辺は自然にも恵まれた穏やかな住環境。「北十間川」(徒歩2分)
「オリンピック 墨田文花店」(徒歩1分)

ランドスケープデザイン・居住空間の特徴

マンションは約5,400㎡の広大な敷地に、南向き、東向きの2棟構成。総戸数219戸の大規模ランドスケープが特徴です。

実質1階部分にあたる地下1階は、エントランス、屋内駐輪場、24時間出せるゴミ置場が設置されています。

また同地下1階部分には、高齢者を中心とした地域交流施設「すみだいきいきプラザ」が入居していて、「キッズコーナー」「トレーニングルーム」「ラウンジ」などで、地域の住人が交流を深めています。

エントランスから螺旋状の階段を上がった1階(実質2階部分)には、広々とした「コートラウンジ」があり、来訪者を応対したり、住人同士で交流を図れるような共用空間になっています。

エントランスホールから上がった1階部分「コートラウンジ」

機械式の駐車場は全戸分が用意され、1万円以内で借りることができます。

住戸部分は1階~15階。

敷地南側に「オリンピック」の建物がありますが、離隔が20m前後とれているため、日当たりは低層階から良好、5〜6階くらいからは抜け感も出てきます。

東側には、12階建ての都営アパートが建っていますが、こちらは更に離隔がとれています。バルコニー同士お見合いもしていないので、住環境は悪くありません。

東向き向き住戸の環境

竣工してから20年近く経ちますが、ランニングコストは抑えられています。

75.96㎡住戸
管理費:14,400円
修繕積立金:9,900円
(2023年2月現在)

クレストフォルム亀戸ビューフォートに住むメリット

日々の生活が楽しく、便利な立地

話題性あふれるエリアで、便利に生活できるポジションに住まうことが大きなメリット。

2012年に「東京スカイツリータウン」が開業してから、周辺エリアの生活利便性は向上し、地域での暮らしは更に楽しく豊かなものになりました。外食や日常必需品から趣味雑貨まで買い物を楽しんだり、施設内で開催されている多種多様なイベントに出向いたり、子供ができれば「すみだ水族館」の年間パスポートを購入して、毎日のように訪れても飽きない一大スポットです。

マンション目の前の「オリンピック 墨田文花店」は、日用品、食料品売場だけでなく、家電、インテリア、カー用品、おもちゃなどを扱う多様な売場に、フードコート、ゲームコーナー、ホームセンター、「マクドナルド 墨田文花オリンピック店」などテナントも入っている大型の複合施設なので、便利な生活環境にあります。

南向きの開放感とゆったりした専有面積

開放感ある住環境と、広い住空間の恩恵を受けられる専有部が魅力。

マンションの南側方面に高い建物が少ないため、特に南向きの高層階は、都心方面を一望できるパノラマ眺望が圧巻です!

広めの専有面積が多いのが、この年代のマンションの特徴で、都心部に近いポジションでゆったりした住まいを選ぶことができます。

古さを感じさせない行き届いた管理

宅配ボックスや共用廊下、ゴミ置場など共用施設が非常にきれいで、管理員、清掃員の方の対応も良く、長年の管理の良さを垣間見ることができました。

管理が行き届いた共用部

機械式の駐車場は全戸分あるため、車所有者には大きなメリットに!屋内の駐輪場も、自転車を風雨から守ってくれる嬉しい施設です。

個別住戸内でも、リフォームできない共用部分がしっかりしていて古さをそれほど感じさせません。サッシ周りや玄関、バルコニーの柱や手摺りなども状態が良く、隣住戸との隔て板は天井部まで隙間が無いトールタイプ仕様で、全体的に造りの良さを感じました。

以上のような共用部や管理状態は、検討する際に大きくプラスに働きそうです。

クレストフォルム亀戸ビューフォート デメリット

当物件のデメリットは、駅からの距離です。通勤に実際に利用することになるのは、おそらく「押上」駅(徒歩14分)か「亀戸」駅(徒歩17分)なので、述べてきたようなメリットと価格を合わせて、住まいに対する優先順位を考えて検討しましょう。

まとめ・最後に

過去10年間で、首都圏のマンション相場は大きく上昇してきましたが。東京の東エリアの中でも「東京スカイツリータウン」が開業した押上、再開発が進んだ曳舟は、特に突出して人気が出たエリアです。

当マンションも、駅から距離がありながら、20年近く前の新築分譲時から50%近い上昇幅の坪単価約235万円(70㎡5,000万円)で取引が確認されています。

人気のエリアで、当マンションのように条件が良く、状態が良い中古マンションは狙い目で、お勧めしたい中古マンションになります。

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