
(25年10月撮影)
バウス一之江は、都営新宿線一之江駅徒歩8分、リバーサイドに建つ、水辺、緑、空を多分に感じられる低層レジデンスです。25年9月に竣工し、現在は棟内モデルルームに移っています。
基本情報・概要などは、以前のマンションギャラリー訪問記事をご覧ください(参考記事)。
88戸中70戸前後が供給済みで販売も終盤戦。
成約された方の属性は、広域が60%前後、20代の方も増えているそうです。
棟内モデルルームでは、共用部と実際の部屋でいくつかのタイプを見学できます。

住環境の良さ、共用施設の使い勝手の良さ、専有部の広さとスペックの高さなど、見学してあらためて物件の良さを実感。
共用部については、独立した共用棟「離れのCO-YA」(集会室)が使えると思いました。
小さい子供が安心して遊べるような床がふかふかのスペースに、絵本を読んであげられるような籠り室(ヌック)。
在宅ワークが多い方にとって個室ブースが3か所あるのは便利です。予約制になりますが、この規模で3か所あれば比較的空いているのではと思います。うち1か所は2席用意されているので、家庭教師が子供に教えてあげるような使い方もできそう。
ブースが空いていなくても、席があるスペースには、いたるところにコンセントがあるので、デスクワークや勉強ができる環境が整っています。


(出典:バウス一之江 公式HP)
ネットプリンターは最高ですね。わざわざコンビニに走らなくて済みます。特に、子供が幼稚園や小学校に通うようになってから、前日の夜に提出物を思い出した時などに重宝する場面が必ずやってきます。シェア用品も無人コンビニの「TUKTUK」もあります。大規模マンションではありませんが、住人の利便性が考えられた共用施設、サービスが用意されているので、戸建てではなくマンションを選ぶ価値があります。
敷地内には、カーシェアも設置(外部利用も可能)。駐車場は空きがあり、先着順で契約できるようでした。
専有部に入って感じたのが、周辺の開けた住環境の良さです。城東でも江戸川区ならでは、マンションの周囲には住居系エリア、河川が広がっているため、東、南、西向き、それぞれ1階住戸から空を感じられる明るい空間。上層階はパノラマ眺望を楽しめるの多いのが大きな魅力です。それと、窓を開けていても静かな住環境での生活ができそうです(特に西向き、南向き)。


平均約73.5㎡超の専有面積と天井高2600mmの開放感ある空間も伊達じゃありません。60㎡台の3LDK、一般的に天高2,450mm前後の空間のモデルルームを見た人なら違いが実感できるはず。
上質な空間に包まれている感覚は、設備面の良さにもよります。キッチンには「フィオレストーン天板」に「ディスポーザー」「デリシアコンロ」。トイレは「ネオレスト」「スティックリモコン」、洗面室の天板も「フィオレストーン天板」を採用。機能面だけでなく、空間を美しく見せるワンランク上の設備を採用していて、目が肥えた住み替え組でも唸るほどのレベルです。直床だけが少し残念なポイントでした。
気になった点がひとつ。4方を接道した解放的な敷地形状のため、低層階中心に人によっては外部からの視線が気になりそうなこと(敷地東側はバス通り、南側は公園、西側はリバーサイドのサイクリングロード)。ただし日中は、レースのカーテンを開けても、窓を閉めておけば外から見たときに反射してそれほど中は見えないと思いますし、入居後に目隠し対策などを考えられればと思います。
以下は、棟内モデルルーム訪問時の売出し住戸です。
◆西向き
A1tタイプ 77.66㎡
1階 7,698万円(@327万円)
A6tタイプ 64.90㎡
1階 6,498万円(坪単価330万円)
A6タイプ 64.90㎡
3階 7,098万円(坪単価360万円)
◆南向き
B4タイプ 76.86㎡
3階 8,098万円(@347万円)
5階 8,498万円(@364万円)
B7tタイプ 80.1㎡
1階 7,798万円(@321万円)
B7タイプ 80.1㎡
2階 8,298万円(@342万円)
◆東向き
C1タイプ、76.86㎡
3階、8,000万円台
5階、8,400万円台
C4タイプ、73.20㎡
2階、7,398万円(@333万円)
4階、7,798万円(@351万円)
C5tタイプ、71.07㎡
1階、6,900万円台
C6タイプ、80.56㎡
3階、8,400万円台
(25年10月下旬時点)
近隣では、値下げをしている分譲もある中、ほぼステイもしくは気持ち値上げのような感じです(平均坪単価は350万円前後)。
4LDK住戸で、一部「100万円値引き、もしくはオプションサービス」のキャンペーンをやっていましたが、基本値引き販売はしていないようでした。

前年のギャラリー訪問の記事では、近隣中古マンションの坪単価を200万円前後と言及していましたが、今年に入って相場は上がり、今では坪単価250万円前後、300万円近くで決まる物件も出てきました。都営新宿線は都内、城東エリアの中でも割安感があります。特に、23区駅徒歩10分以内の新築、4LDKが8千万円前後で検討できるのは希少です。
購入後に、広さは変えられません。ディスポーザーやスロップシンクなど生活に役立つ設備も後付けは難しいです。
あらためて、長い目で快適で幸せな生活を考えたとき、大人気の小岩のタワーも、もちろん素晴らしいのですが、70㎡以上の広々空間、空間を美しく見せ生活を快適にする設備など本物件のような低層レジデンスも、若い方にぜひ見てほしいと思いました。
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